4・8 「平和憲法を守るための緊急アクション」全国150か所
国会前に3万人 広島でも300人を超える広がり
<LIVE> 光のデモ 4月8日、国会前に集まろう!!平和憲法を守るための緊急アクション
<神奈川新聞> 国会前アクションを伝えるニュース記事
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1262991.html
<アークタイムズ> 国会前現地の映像とニュース報道
広島でもスタンディングの広がり
3・20 広島で初めてのスタンディング 98名参加
3・25 雨の中の60人のスタンディング
4・8 ペンライト・思い思いのプラカードを持った300人
4・7 アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃に抗議する緊急アクション
「米トランプがイランのすべての発電所を攻撃するという昼の記者会見のニュースを見て、居ても立ってもいられない」と渡部朋子さん(ANT-Hiroshima 理事長、HANWA運営委員)は、夕方の緊急アクションを呼びかけた。世界最大の軍事力と核を持ち、理性を持たない権力者が、いかに世界を破滅に導くか。核のバランスによる平和=「核抑止論」というものが、いかに砂上の楼閣であるかを証明しているようだ。戦争になれば、原発は攻撃の格好の標的となり、最悪の核被害と環境汚染の危険性をもたらす。
17時ドーム前には、緊急にもかかわらず50人の市民が結集した。被爆地広島からの声が届きますように。参加者はその思いを胸に集まってきたのだ。
・・・・・・・・・以下、アピール文・・・・・・・・・・・・
米国とイスラエルは、イランに対して、国際法に明らかに反する軍事攻撃を続けており、すでに多くの子どもたちを含む民間人の多大な犠牲が出ています。イランの攻撃も続く中、中東全体に戦禍が広がっています。こうしたなか、トランプ米大統領は、まもなくイラン国内のすべての発電所等インフラを破壊すると公言しています。このような脅し自体国際法違反ですが、とりわけ原発などの核施設が攻撃対象となれば、取り返しのつかない核惨事となります。
広島・長崎の惨禍を知る私たちは、このような事態を黙って見ているわけにはいきません。行動し、このような攻撃を絶対に行うなという声を上げていきたいと思います。
核施設を攻撃するな! DON'T BOMB NUCLEAR SITES!
イラン攻撃をやめろ! STOP ATTACKING IRAN!
即時停戦! STOP THE WAR!
*中国新聞(4月8日付) https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=159927
*ICANのインスタでも発信 https://www.instagram.com/p/DW1gXqjDfYJ/?img_index=1
2026年4月8日 中国新聞朝刊掲載
3・28 NO KINGSデモ 全米で900万人以上が参加
日本ではあまり報道されていませんが、トランプの法を無視した戦争と独裁に、全米で900万人以上が「NO KINGS」の行動に立ち上がっています。ロバートデニーロ、スプリングスティンの歌など多くの有名人も先頭に立っています。
その現地の様子やニュース、いくつかのオピニオンを紹介します。
〇NO KINGS リール動画
https://www.facebook.com/100004087970489/videos/pcb.4360002287479327/769416682707556
〇NO KINGS
https://share.google/evkaszRUsyX7LA5EX
〇CNNのニュース
https://share.google/OccNQJZqKWZIAsZFL
〇ブルース・スプリングスティーンが、ミネソタ州セントポールの州議会議事堂で開催された「ノー・キングス」集会で
パフォーマンスを披露。「ストリーツ・オブ・ミネアポリス」と紹介された曲も演奏されました。
https://youtu.be/E1EppPc2c4A?si=AaYsMmswcw1UEzk5
〇Hiroshi KaneiさんのFBよりシェアします。
https://www.facebook.com/share/r/1C91J1CGRh/
■「ノー・キングス全国非暴力行動デー」 No ICE. No war. No Kings.
米国全土で行われた「ノー・キングス」デモ。参加者は900万人以上。人口の約3.5%に相当する、歴史的規模となりました。
この動きはアメリカ国内にとどまらず、フランス、イギリス、イタリア、ベルギー、スペイン、スイス、オーストラリア、カナダ、日本へと広がり、同時多発的に「拒否の意思」が表明されています。
現場には、多くのプラカードが掲げられていました。「No War」「Don’t Kill」
今回のデモは、単なる政権批判ではなく、戦争への拒絶、そして「命を奪うこと」そのものへの抗議。
ミネソタ州セントポールでは、20万人規模の群衆が集結。バーニー・サンダース、ジョーン・バエズ、ジェーン・フォンダ、そしてミネソタ州民主党の全国および州の指導者のほとんどが集まりました。ウォルツ知事、フラナガン副知事、キース・エリソン司法長官、イルハン・オマル下院議員、セントポール市長のカオリー・ハー氏などです。88歳のジェーン•フォンダ、82歳のロバート•デニーロ、76歳のブルース•スプリングスティーンが、先頭に立っています。
今年1月、3児の母であったルネさんがICEの捜査官によって射殺されました。トランプ政権側は彼女を「テロリスト」と呼びましたが、目撃者の映像では彼女は武器を持っておらず、この事件が全米の怒りに火をつけ各地でデモが始まりました。遺族は、あまりの悲しみと混乱の中にいるため、ジェーン・フォンダさんにメッセージを代読してほしいと託し、今日のデモのなかで数百万人にメッセージを伝えています。
「憎しみを拒絶し、思いやりを選んでください。恐れから目を背け、平和を追求してください。分断を拒み、共に世界を築きましょう。ルネが最も望まなかったのは、彼女の名前の下で暴力が振るわれることです」 「暴力ではなく、愛と連帯で独裁(No Kings)に立ち向かおう」という平和的な抗議を呼びかけました。
ブルース・スプリングスティーンは、こう語りました。
「この冬、連邦軍はミネアポリスの街に死と恐怖をもたらした。だが、彼らは間違った都市を選んだ。」 そして彼は、事件を受けて書き下ろした楽曲を演奏し、犠牲となった人々の名前と、その命の重みを刻みました。
これほどの規模での民意の結集は、歴史の転換点を目撃していると言っても過言ではありません。フィルターを通さないライブ映像には、現場の切実な声やエネルギーがそのまま映し出されています。
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米国で起きている「ノー・キングス」のうねりは、単にトランプ個人への反発だけではないのかもしれません。 その根底にあるのは、「この社会は、いったい誰のために作られているのか」という、もっと深い問いではないでしょうか。富と権力が一部に集中し、政治が市民の生活よりも資本の論理を優先し続ける。移民、貧困層、弱い立場の人々が切り捨てられ、監視や排除や暴力さえ正当化されていく。そうした流れの先で、ようやく多くの人が気づき始めたのだと思います。
これはもう、単なる政権批判ではなく、資本主義と結びついた現在の民主主義そのものが、限界を迎えているのではないかという感覚です。
選挙はある。制度もある。
けれど、その中身が本当に民意を反映しているのかと問えば、答えに詰まる場面が増えています。巨額の資金を持つ者ほど発言力を持ち、巨大企業や軍需産業やロビー団体の影響が政治を左右し、市民の苦しみは「自己責任」として処理されていく。
それは、民主主義の形を残したまま、実質的には「金が意思決定を支配する社会」へと傾いてきたということです。 だからこそ今、街頭に集まった人々の声は重いのだと思います。
「支配ではなく、共有」
「競争だけでなく、共存」
「国家や資本の都合ではなく、人間の尊厳を中心に」
そうした願いは、理想論でも甘えでもなく、これ以上社会を壊さないための、切実な方向転換の要求です。人は本来、競争だけで生きる存在ではありません。 助け合い、支え合い、傷ついた人を見捨てず、未来を分かち合う力を持っています。それなのに長いあいだ、私たちは「勝つ者に価値がある」「生産性の低い者は後回し」という価値観を刷り込まれてきました。
その果てに何が起きたのか。
格差の拡大。
分断の固定化。
弱者への憎悪。
そして、命より市場を優先する政治です。 だから今、必要なのは、単に一人の権力者を退けることだけではないのだと思います。
人間そのものに価値を置く社会へ、舵を切り直すこと。
生きることに順位をつけないこと。
国籍や人種や立場によって、尊厳の重さを変えないこと。
政治とは、本来、国民全員の意思の反映に少しでも近づいていくための営みのはずです。 支配の技術ではなく、共に生きるための知恵であるはずです。
「ノー・キングス」という言葉は、王はいらない、独裁はいらない、という意味にとどまりません。 誰か一人の強者に社会を委ねるのではなく、一人ひとりの命と声を土台に社会をつくり直す。その意思表明でもあるのだと思います。資本に偏った時代から、人間そのものに価値を置く時代へ。
いま世界で起きているのは、その転換を求める、理想論ではなく、現実に押しつぶされそうになってきた人々の、ぎりぎりの叫びなのだと思います。そしてその声は、アメリカだけの問題ではありません。日本に生きる自分たちにとっても、決して無関係ではないはずです。
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「no kings(ノー・キングス)」抗議デモは、主に第2次ドナルド・トランプ政権の政策や、同氏が独裁的な「王」のように振る舞い、米国の民主主義を後退させているという批判(反ファシズム・民主主義擁護)を中核とする運動です。「王(king)」という言葉は、法や権力分立を無視する独裁的な権力行使を指しており、こうしたリーダーシップが戦争や軍事介入を誘発することへの懸念が根底にあります。 トランプ政権による、抗議活動への州兵や海兵隊の投入など、軍を国内政治の道具として扱うことへの反発も、このデモの重要な動機となっています。
したがって、このデモは単なる政治的反対運動であるだけでなく、軍事力を盾にした権威主義的な統治に反対する、広義の反戦・平和・反独裁デモの一面を持っています。
〇田中利幸教授(HANWA顧問・オーストラリア在住)より
アメリカ全土の「No Kings Day」の影響力はイスラエルにも届いたようで、世界の他のメディアでは全く報道されていませんがイスラエルの進歩的な新聞『Haaretz』(イスラエルにも進歩的メディアは存在するのです)の英語版によると、28日土曜、エルサレム、ハイファ、テルアビブなどイスラエル全国各地20ヶ所ほどで反戦デモが行われました。「宗教シオニスト政権の永続戦争にはノーを、我が地域の人々には正義に基づく平和と安全を、にはイエスを!」というスローガンでデモを行ったそうです。「テルアビブのハビマ広場で行われた抗議集会には約1000人が集まり、対イラン戦争開始以来初めて、ネタニヤフ政権による司法クーデターの試みに抗議する人々が、反戦デモ参加者と共に並んで抗議を行った」とのこと。
「ネタニヤフ政権による司法クーデターの試み」とは、現在一時中止になっているネタニヤフ汚職事件の裁判を、イスラエル大統領がもっている免責特権で恩赦をネタニヤフに与えることで終結させるよう、ネタニヤフ自身が大統領ヘルツォグに対して最近繰り返し求めている事実を指しています。ヘルツォグが承諾しないので、ネタニヤフはトランプに頼んで、ヘルツォグに米大統領から政治的圧力をかけてもらいましたが、それでもヘルツォグは承諾しません。ヘルツォグはネタニヤフのガザ地区ジェノサイド攻撃には全面的に賛成しており、ガザ地区に打ち込むミサイルに自分の名前のサインすらしている戦争犯罪人級の人物ですが、ネタニヤフ汚職事件には多くの国民が批判的であるためか、大統領としての特権恩赦には消極的のようです。恩赦を得る目的でネタニヤフはイランやレバノンにまで戦争を拡大している、という批判が出ています。
とにかく、土曜日のデモでは、デモ参加者が「国内戦線司令部の指針」に違反したと主張して、「警察は一部のデモを暴力的に解散させ、22人を逮捕した」と『Haaretz』は報道しています。
トランプが外交での交渉中にイランに対して突然戦争を仕掛けたのは、いま米国連邦議会の公聴会で盛んに問題にされている「エプシュティン・ファイル」に、数多くの未成年女性に対して性的搾取や性暴力を犯した人物名リストが含まれており、そのリストの中にトランプの名前が出ているはずという疑惑が出てきています。この疑惑をトランプが任命した司法長官やFBI長官が隠蔽しているという疑惑も、公聴会では出てきています。そのため、この問題から国民の目を逸らすためにトランプはイランに対して突然戦争を仕掛けた、という見方をしている米国民がひじょうに多いのも不思議ではないのです。
イスラエルとアメリカの政府指導者の個人的犯罪を隠すために戦争が行われ、子どもや女性を含む多くの市民の命が奪われているとしたら、これほど人道に反する酷い戦争犯罪は稀だと言わなければなりません。
2026年3月22日、第九条の会ヒロシマ33周年記念集会において、「アレン・ネルソン 9条を抱きしめて」の上映会が行われました。
その内容をHANWA会員より報告します。
いま必見の映画「アレン・ネルソン 9条を抱きしめて」
第九条の会ヒロシマが上映会
映画「アレン・ネルソン 9条を抱きしめて」の上映会が3月22日、第九条の会ヒロシマの総会記念行事として、広島市市民交流プラザで行われ約90人が鑑賞した。
ネルソンさんは貧しい暮らしから逃れて英雄になれるという海兵隊の募集につられて、ベトナム戦争に従軍する。映画冒頭で描かれる海兵隊の訓練。上官が「お前たちの仕事はなんだ」と聞くと、新兵たちは「KILL」と何度も大声で答える。これが軍隊の本質なのだ。帰還後に過酷な戦場体験によるPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しめられたが、小学校で戦争の話をしたとき、「あなたは人を殺したの」と聞かれて、「殺した」と苦しそうに話すと、子どもたちは「かわいそうだね」と慰めてくれた。沖縄での米兵による少女暴行事件をきっかけに1996年から日本で講演活動を始め、その数は13年間で延べ1200回を数える。アレンさんが日本で講演に力を入れた最大の理由は、憲法9条との出会い。9条に平和への希望を見い出したという。
アレンさんは2009年にベトナム戦争で浴びた枯葉剤が原因とみられる血液のガンで亡くなる。61歳だった。
映画を監督した阿部裕一さんも会場でミニ講演をした。被爆二世として育ち、幼少期から広島の平和公園に通った経験が現在の活動に影響していると振り返った。2000年、大阪のテレビ局勤務時に沖縄の基地問題を扱うドキュメンタリー制作の中で、被害の側だけでなく「軍隊側の論理」を知る必要性を感じ、ネルソンさんと出会った。
ネルソンさんの死去後、支援者から「メッセージを映像として残したい」との要望を受け、2013年に前身となる短編DVDを制作した。学校利用を想定し、授業内で扱いやすい50分以内に編集された。教材として全国で5000枚以上購入され、この分野では異例の広がりを見せた。
ウクライナ戦争、イスラエルによるガザの住民虐殺、そしてイラン戦争など世界情勢の悪化により、ネルソンさんの言葉は、むしろ現在の方が切実に響く状況になっていると再認識。既存DVDでは伝えきれない深みを持たせるため、追加取材を行い、劇場上映可能な長編作品として再構成した。以前DVDを購入した支援者に寄付を呼びかけたところ、予想を上回る支援が集まり、完成につながった。ナレーションは歌手の森山良子さんが快諾し、特に若い世代に見てほしいという趣旨のメッセージも寄せられた。すでに広島を含め約80か所から上映申し込みが入っている。阿部さんは、可能な範囲で各地に足を運び、上映後の説明や対話を行っている。
上映会用媒体の貸し出しは無償で、鑑賞者に「支援金」を募る寄付制のため、数名の小さな上映会も可能。
問い合わせ先 [email protected]
「呉を再び『軍港』にするってほんとにいいの? 呉の未来を考える 12・20集会」報告
日時:2025年12月20日(土)13:30~15:45
場所:呉市警固屋体育館(呉市警固屋2丁目222)
集会後に14:45~ピースウォーク 警固屋体育館→日鉄呉跡地→潜水艦桟橋 約1.8Km
主催:戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会、総がかり行動呉地域協議会
日鉄呉跡地問題を考える会、戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク
集会は 、13時30分から45分間、約400人が参加して開かれた。司会は、日鉄呉跡地問題を考える会(考え る会)の佐伯真弓さんとカクワカ広島の田中美穂さん。開会挨拶で「考える会」の是恒真澄さんは「全国で進む 戦争準備に抗して、個別のたたかいではなく、つながりあう新たなスタートとしよう」と趣旨説明を行い、続いて呼びかけ人の立憲民主党衆議院議員の有田芳生(よしふ)さんが「戦争への道を阻止するため、南西シフトか ら始まった列島軍事化に対抗する市民運動の全国化」を提言した。
報告の部では、現地呉から宮岡照彦さんが空襲体験者の声を紹介し、神奈川の木元茂夫さんが、横須賀で弾薬 庫や艦艇桟橋、司令部が整備中という現状を報告。熊本の海北由希子さんが長距離ミサイル配備に抗する地元商 店街の決起集会など反対運動の高まりについて報告した。
集会アピール採択に移り、「呉の未来を、平和のまちとして守り抜くために、今こそ声を上げよう」と参加者で 確認し合った。閉会挨拶で、戦争させない・9条壊すなヒロシマ総がかり行動実行委員会共同代表の石口俊一弁 護士が「参加者からの発信」「地域でつながる学習会の積み上げ」「弾薬庫計画に反対する沖西ネットの 全国化」という3つの行動提起を行った。 最後に全員で「わたしら平和の方がいい」「軍事拠点はNO!NO!NO!」「非核3原則守ろうね」のボードを 掲げて呉の再軍港化を許さない、力強いアピール行動をした。
1.8 ㎞のピースウォークには約250人が参加。日鉄呉跡地の解体作業現場が一望できる道路を、シュプレヒコ ールしながら、約45分間歩いて、自衛隊の艦船や潜水艦の見える「アレイからすこじま」に到着。潜水艦や「空 母かが」など多くの艦船が係留されているのを間近に見て、危険な大軍拡の実態を実感していた。 天も応援してくれたのか、明け方まで降った雨も上がり、午後は晴れ間も出て歩くと汗ばむほどのポカポカ 陽気。全国で進む戦争準備に抗して、個別のたたかいではなく、つながりあう新たなスタートとする集会にな った。
<集会アピール>
私たちは今日、呉と日本の未来をしっかりと見つめ直すためにここ呉の地に集まりました。 かつて呉には鎮守府が置かれ、「東洋一の軍港」、「海軍工廠のまち」として栄えました。 しかしその繁栄 は、悲惨な戦争を支え、遂行する力となりました。 そして、米軍の度重なる空襲により、まちは焼け野原 となり、多くの命が失われました。 その痛みと教訓を胸に、戦後の呉は「旧軍港市転換法(軍転法)」を市民の圧倒的な総意で成立させ、 「平和産業港湾都市」としての道を歩み始めました。 それは、戦争のまちから平和のまちへの、勇気ある 転換でした。 しかし今、私たちは再び岐路に立たされています。 防衛省による「多機能な複合防衛拠点」整備計画が 進められ、 大型弾薬庫や武器製造・整備機能の導入が現実のものとなろうとしています。 新原呉市長 は「自衛隊は市民の誇り」「呉が抑止力の要として世界から頼りにされる存在となる」と語り、防衛力=軍 事力に依存する市政を進めています。 けれども、私たちは問いたいのです。それは本当に、呉の未来にふさわしい道なのか? 再び「軍港」とな り、「標的のまち」になることを、私たちは望んでいるのか? 「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目(翻訳原文通り)となる」 というのは、1985年、ヴァイツゼッカー西ド イツ元大統領の言葉です。 私たちは、過去を見つめ、現在を見極め、未来を選ぶ責任があります。 呉の未来を、平和のまちとして 守り抜くために、今こそ声を上げましょう。 私たちは、声を上げ続けます。 市民の声を無視したまま未来を決めることは、決して許されません。 平和を願う市民の力を結集して、呉の未来をつくっていきましょう。 今日のこの集会とピースウォークが全国に広がる平和の波となり、さらに一層大きなうねりとなりますよう に。 ともに歩き、ともに考え、ともに未来を選びましょう。
2025年12月20日 呉を再び「軍港」にするって、ほんとにいいの? ―呉の未来を考える―12・20集会参加者一同
★呼びかけ人(敬称略 50音順 2025年12月19日現在)
有田芳生(衆議院議員) 飯島滋明(名古屋学院大学教授) 金平茂紀(ジャーナリスト) 川崎 哲(ピースボート共同代表)
佐々木 寛(新潟国際情報大学教授) 清水雅彦(日本体育大学教授) 竹信三恵子(ジャーナリスト)
菱山南帆子(許すな!憲法改悪・市民連絡会事務局長) 平岡 敬(ジャーナリスト) 松元ヒロ(芸人)
森瀧春子(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表) 森達也( 映画監督・作家)
★呼びかけ人のメッセージ(到着順)
清水 雅彦 高市首相が10月7日に、台湾有事の際に存立危機事態になりうるという発言を行いました。日本 が中国に対して集団的自衛権を行使すれば、呉基地も中国から攻撃される可能性があります。政府 は、自衛隊は実力(いわば警察以上軍隊未満の組織)だから、憲法9条に反しない、他国のような 軍隊ではないから集団的自衛権行使はできないとしたはずです。呉はじめ日本の市民を危険にさら す高市政権の退陣こそが日本の平和につながります。 森 達也 こんな時代であるからこそ、「戦争放棄」「武力による威嚇と行使の禁止」を自らに課す精神は重要 だ。 「自衛」という言葉を安易に使いたくない。軍港などありえない。
菱山 南帆子 呉集会にお集まりになられる皆さんに心からの連帯メッセージを送ります。高市政権になってから ここ10年間で積み上げられてきた「戦争できる国づくり」が急速に加速しています。10年間の あいだ私たちの闘いはずっとブレーキ役を担ってきました。 運動の疲れもあると思います。しかしここまでもつれ込ませてきたのは明らかに市民運動の力によ るものです。全国各地の皆さんと繋がり合いながらこの大軍拡の動きを今こそ完全にストップさせ るために頑張り合いましょう!
川崎哲 現在の案は、軍事用の無人機や武器を生産し、火薬庫を置き、軍艦に燃料や武器を補給するという ものです。「防衛」拠点といいますが、近年の安保戦略の下で米軍と自衛隊が連携していくことを 考えると、呉が他国への戦争の拠点になる危険性をはらんでいます。そして実際に戦争になったら、 ここが軍事施設として攻撃対象になるわけです。雇用や経済効果だけに着目するのではなく、こう した重大な危険性を踏まえた議論が必要です。
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〒730-0013
広島市中区八丁堀5-22メゾン京口門404号室
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【mail】 [email protected]
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